同居嫁のリアル生活

義父母と同居している長男嫁のリアル生活を綴ります。生活習慣の違いや義父の不思議な生態に戸惑いつつもかれこれ同居生活10年目を迎えました。10年の間に出産、子育て、仕事に奮闘している姿の記録です。

義父、とげがささる!?

朝晩の冷え込みが厳しくなってきた

11月のある日、義父が私に

声をかけてきました。

 

「よめ子さん、

とげがささったんだけど

見てもらえる?」

 

「いいですよ。

どこですか?」

 

「ここ」

 

老眼が進んだ義父は、手元の

細かいものが見えなくなっているので、

以前から小さい文字など

なんてかいてあるのかと

聞かれることがあった。

 

義父は、左手の中指の

第二関節から第三関節の間を

指さしている。

 

「(どれどれ)」

「ん???」

 

見たところ、指が第二関節から

第三関節にかけて赤く、

やや紫がかっていて、

めっちゃ腫れてる!!!!!

とげらしきものはまったく見当たらない。

そしてなぜか隣の人差し指の

第二関節から第三関節にかけても

同じように

めっちゃ腫れてる!!!!

指が曲げられない位腫れてんじゃん!!!!

何これー!!!!?

 

 

「お義父さん、

とげらしきものは

何も見えないけど、いつ、

何がささったんですか?

 

「・・・・・・・・」

 

「一週間位前に

刺さったかなぁ(;´∀`)。

いつ刺さったのか

わからないけど

刺さっているような

感じがするんだ。」

 

心の声

「(これ、とげじゃないん

じゃねー( ゚Д゚)!?、

もしとげが刺さったとしても

1週間前じゃ、そりゃもう

見えなくなるわー💦

そしてこの見事な

腫れっぷりはただこと

じゃないよ!!!)」

 

「かなり痛そうですけど

痛みはありますか」

 

「んー、痛いねぇ。」

 

「魚の目の薬を塗って

ふやかしてとげを取ろう

と思って塗ってたんだけど

取れないんだ」

 

「(魚の目の薬って・・・、

隣の指も腫れてるし、

とげじゃないんじゃね?

この腫れっぷりじゃ

感染起こしてるように

見えるんだけど・・・)」

 

「お義父さん、

これひどいですよ。

病院には行きましたか?」

 

「行ったよ。」

 

「先生は何て?」

 

「・・・」

 

「受付で聞いただけ

だからなぁ・・」

 

「(はい(@_@;)????」

 

「受診は?」

 

「してないよ。」

 

「(はあああああ!?

皮膚科に行ったのに、受付で聞いて

終わりって一体どういうこと????

意味不明すぎる(=_=))」

 

ボソッと、

「これ、しもやけかもなあ」

 

「(でも、確かに赤紫で腫れてて、

お義父さん冬になると両足はいつも

こんな感じになってるなぁ。

でもしもやけでこんなになる???)」

 

つっこみどころ満載の義父との会話ですが、

まあこういう義父なのでなかば諦めつつ、

 

「ばい菌とか入ってるかも

しれないので、しもやけでも

ひどい状態なので

病院で診てもらったほうが

いいですよ。」

 

「わかった。行ってくる。」

 

すぐに、近所の皮膚科を受診し、

帰ってきました。

 

「お義父さん、

どうでしたか??

いつも混んでる皮膚科だから

だいぶ待ったんじゃ

ないですか??」

 

「結構混んでたけど

10分位ですぐ呼ばれて

診てもらえた。」

 

「(予約なしで行くと普通1時間以上

待たされるのに、10分ってめっちゃ早い!!)

受付で手を見せたんですか?

 

「どうしましたって

聞かれたから手見せたよ。」

 

「(そんなにすぐ呼ばれるなんて

普通じゃない。

手を見た看護師もこれはひどい

思ったのかもなぁ。)

なにか処置されました?

 

「抗生剤の飲み薬もらった。

(義父は不服そう)

あんまり、ゆっくり

診てもらえなかった。」

 

皮膚科の医師も感染を疑った様子。

私は納得の診断結果だが、

義父は診察にも治療にも納得していない

様子。とりあえず、抗生剤で

様子をみるしかない。

 

そんなやりとりの後、

ふと、昨年、義父が肺炎で

入院したことを思い出した。

 

はじめは、咳、鼻水、発熱の症状があり、

病院を受診した。

 

薬をもらって様子を見てくださいと

言われた。

 

1週間以上たったが、病状は悪化し、

寝込んでいた。

 

そこで再度受診し、レントゲンをとったら、

片肺真っ白な肺炎像、採血での炎症反応が

異常なほど高く、身体の中の酸素の値を測る

SPO2値も異常に低く、即入院になった。

数値から見ると、かなり息苦しくても

おかしくないはずなのに義父は

苦しくなかった、寝てれば治ると思ったそう。

入院時、発症前から体重が

10㎏も落ちていたそう。話を聞くと、

いろいろ突っ込みどころ満載だった。

 

義父の過ちその①

最初に受診したのが、耳鼻科だった。

のどの痛みや鼻水だけなら

耳鼻科でもいい時もあるが、

発熱や咳があれば、

内科が第一選択だと思う。

 

義父の過ちその②

様子を見て下さいと言われ、

明らかに病状が悪化しているのに、

1週間以上様子を見ていた。

症状が改善しない、

悪化するようなら

早めに病院を受診しましょう!

もちろん内科を!

 

義父の過ちその③

肺炎は寝てても治りません。

適切な処置を受けましょう!

 

私の過ち

義父の異常に気づけなかった。

まさかそんなひどい状態に

なっていようとは・・・。

もう少し、義父を気にかけてあげれば

よかったと反省・・・(>_<)。

 

同居のリアル:

義父母の風邪をあなどるな!

年を取ると症状も感じにくく

なるので周りが気づいて

あげないと大変なことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

義父よ、お大事に!!

 

同居のリアル:

 

 

 

「」